なみうちぎわ

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【バーチャルYouTuber】解説・VTuberの何がすごいのか

 

前置き

こんにちは、白波です。
突然ですが、皆さんはバーチャルYouTuberを知っていますか?
え? 知らない?

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この、竹と言いながら草を生やしているキャラクターが 俗に言う「バーチャルYouTuber四天王」の1人、輝夜月ちゃんです。

 

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 動画を見てもらえれば分かりますが、彼女はまるで生きているかのように動き、喋るキャラクターであり、同時にYouTuberです。そう、バーチャルYouTuberとは「動画の配信を行うキャラクター」のことを指す言葉です。

 

今回は最近(2018年前半現在)流行のバーチャルYouTuberVTuber、VLiver)について、「何がすごいのか」を中心に、VTuberを知っている人でも、知らない人でも楽しめるように解説していきたいと思います。

 

前提として、自分自身の所感であるということと、素人目にもすごいと思うところをまとめただけの記事なので、色々足りない点もあると思います。あくまで「素人による要素分解と解説」であることを念頭に、記事をご覧になられてください。

 

結論

結論から言うと、VTuberには大きく分けて5つのすごいところがあると自分は考えています。そのまま特徴と言い換えてもらって構いません。

 

その5つとは、

  1. 双方向性の二次元コンテンツ
  2. 最速の更新頻度
  3. 生きているキャラクター
  4. 時代とのマッチング
  5. 豊富な個性

 

以上の5つが、ざっくりと分解したVTuberのすごいところになります。ただし厳密にこの5要素=VTuberの「面白いところ」ではないので、注意してください。

 

では、5つのすごいところについて、それぞれ詳しく説明していきたいと

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5つのすごいところ

【1】双方向性の二次元コンテンツ

VTuberは生主でも声優でもない

突然ですが問題です。

Q.バーチャルYouTuberは3次元、つまり生身の人間を楽しむコンテンツでしょうか?

A.

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自分は、バーチャルYouTuberはアニメやゲームと同じ「二次元コンテンツ」であると考えております。もっと平たい言い方をしてしまえば「オタクコンテンツ」として捉えています。

 

VTuberには、映像配信を行うYouTuberであり、当然キャラクターの声を担当する人間が存在しています。後ほど触れますが、このバーチャルYouTuberの中身を担当する人間のリアルが前面に出てきやすいという特徴から、VTuberを「アニメ声優」あるいは「生放送の配信者(生主)」と同義であると見られる方もいます。

 

しかし、VTuberにはアニメ声優や生配信者とは異なる、大きな特徴があります。それは「外見が生身の人間ではない」という点です。

 

アニメと同じく、VTuberは「外見を二次元が、声を三次元が担当」しています。そして生配信者と同じく、観ているユーザーとコメントによるコミュニケーションをとることができます。

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ですが、ユーザーが見ているのはキャラクターとしての外見であり、中身の人間を知ることは出来ません。また、ユーザーとコミュニケーションをとるのは中身の人間ではなく、あくまで「キャラクター本人」であり、即ちアニメやゲームと同じく「二次元のキャラクター」なのです。

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これはVTuberVTuberたらしめる大きな要素であり、またその人気の理由の1つでもあります。この点については【3】生きているキャラクターで解説します。

 

さて、VTuberが二次元コンテンツであることの説明をしましたので、いよいよこの要素の本題に移っていきます。

 

即時性の双方向コミュニケーション

VTuberが他の二次元コンテンツと大きく異なる点の1つに「即時に双方向のコミュニケーションをとることが出来る」点があります。

 

双方向性のコミュニケーションとはつまり「ユーザー(コンテンツの受け手)とコンテンツ側がお互いに反応しあえる」ことです。

 

もうお分かりになられましたね?
つまりバーチャルYouTuberとは「ユーザーとコンテンツが高頻度で反応しあえる二次元コンテンツ」なのです。

 

アニメ・ゲーム・マンガなどでは、ユーザーからの反応に、コンテンツ側が反応を返すのにどうしても時間を必要とします。しかしVTuberは同じ二次元コンテンツでありながら、動画のコメントを拾う or Twitterを通じて、かなり速いスピードで反応を返せます。

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この「即時性の双方向コミュニケーション」、そして「反応するのは二次元コンテンツ自身」であることが、ほかの二次元コンテンツとの大きな差であり、バーチャルYouTuberのすごいところの1つだと自分は考えています。

 

【2】最速の更新頻度

高速の配信《ビジョン》見逃すな

上記の【1】双方向性の二次元コンテンツにて、バーチャルYouTuberが二次元コンテンツであると自分は定義しました。

 

では「二次元コンテンツ」と言われて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
アニメ、ゲーム、マンガ、ライトノベル、同人誌...

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たくさんのものが二次元コンテンツに分類されるかと思います。
※分かりにくかったら「オタクが好きなもの」リストでも思い浮かべてください。

 

はい、では次の質問です。
その二次元コンテンツですが、更新、あるいは新作の発売にはどれくらい時間が必要でしょうか?
これもマチマチですが、基本的な地上波放送のアニメや週刊連載のマンガ雑誌で1週間、単行本や同人誌となればそれよりも遥かに時間がかかるでしょう。

 

では、バーチャルYouTuberの更新頻度はというと、なんと頻度の高い方なら毎日更新しています。他の二次元コンテンツと比べるとまさにクロックアップの如き圧倒的な速度です。有名な方ですと「バーチャルYouTuber四天王」にも数えられる「電脳少女シロ」さんが基本的に毎日最新動画を配信しています。

www.youtube.com

 

以前行われた、電脳少女シロさんを運営する「株式会社アップランド」さんによる「バーチャルYouTuber勉強会」というイベントにおいて、シロさんの動画を投稿するのにかかる時間についても触れられたそうです。

このように、バーチャルYouTuberは他の二次元コンテンツと比べてると、比較的短時間でコンテンツが更新されているのです。(といっても、コンテンツ毎にかかるコストは当然違いますし、一概に動画のほうがラクに作れるということではありません。あくまで更新頻度の違いだと思ってください。)

 

また「株式会社いちから」が運営する、複数人のバーチャルLiver(厳密にはバーチャルYouTuberと異なる、生配信を中心としたバーチャルYouTuberのこと)が所属するグループ「にじさんじ」は、毎日必ず所属するVLiverのうち誰かが配信しています。

nijisanji.ichikara.co.jp

にじさんじのような生配信主体のバーチャルYouTuberは、言うなれば生配信を行うことがコンテンツの更新となるため、更に高い頻度でコンテンツが更新されていきます。中には毎日複数回、数時間に渡る生配信を行う方も…(静凛さんあなたのことですよ、本当にお身体にお気を付けください)

 

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動画や生放送主体であるからこそ、バーチャルYouTuberの更新頻度は他の追随を許しません。この特徴は大きな強みでもある一方で、中には「更新が速すぎてついていけない!」という声があがることも。

 

自分も数十人のVTuberを追っかけてますが、確かに時間は足りません。とはいえ、この要素が「すごいところ」であることは否定できないでしょう。すごいでしょ?うんうん

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【3】生きているキャラクター

実在性ニジゲンキャラクター

最初にも述べたことですが、VTuberとは「動画の配信を行うキャラクター」です。【1】双方向性の二次元コンテンツでまとめた通り、彼らは1人のキャラクターとしてユーザー(視聴者)と接しています。これは他の二次元コンテンツとの大きな差異であり、大きな特徴であることは既にご存じのことかと思います。

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そう、動画を作るのも、生配信を行うのも、SNSでリプライなどの反応を行うのもすべて「キャラクター自身」なのです。ファンがコンテンツへの愛を伝えた時に反応するのは、会社でも中の人でも作者でもなく「キャラクター自身」なのです。

 

画面の向こうに、現実に、愛したキャラクターが実在している…。1度でも架空の存在を愛したことのある方なら、これがどれだけ幸福なことかが分かるかと思います。この「本当にいる感」、実在性こそがVTuberの人気のキモでもあります。

 

先日開催された「ニコニコ超会議2018」において、この特徴を最大限に活かした企画がありました。それが「超バーチャルYouTu”BAR" 」です。

 

これは、実際に活動しているバーチャルYouTuberバーテンダーとなり、会場に訪れた一般のユーザーからの悩み相談に乗ってくれる…という、リアルでバーチャルYouTuberと邂逅できるというイベントです。

 

動画をご覧になれれば分かるかと思いますが、まるで本当にそこにいるかのような対話と、目の前でキャラクターが喋り、動くという体験…。この生々しさこそが、バーチャルYouTuberと、他の二次元コンテンツのキャラクターとの大きな違いです。

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また、この特徴はVTuberが作る動画にも発揮されます。そう、VTuberはただ生々しく喋れるだけのキャラクターではありません。ゲーム実況だって出来ます。

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彼らは二次元のキャラクターでありながら、YouTuberと同じく実況やカラオケ配信、お絵描き配信なんかも出来るのです。アニメやゲームのキャラクターは、あくまで物語上の存在ですが、バーチャルYouTuberは「実在しているキャラクター」の為、何にも囚われず、いつでも何でも出来ます。※顔出し以外

 

しかし、これは魅力の1つでもありながら、実は追及しすぎると忌避する人も出てくる特徴なのです。これがどういうことか、これから

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生配信を行われるVTuberに結構多いのですが、配信中に「現実での話」をされる方がいます。例えば「今日、学校で〇〇ということがあった」とか「未成年に間違えられた」などの、そういった身の上話です。

 

これに「あるある!」という親近感を湧かせたり、単純にその話自体を楽しんだりする人も多いですが、実はその裏でキャラクター性が損なわれているように感じる方もいます。簡単に言えば、キャラクターではなくキャラクターの中の人の姿が見えてしまう、ように思う方がいるのです。※私の友人にもいました。

 

感覚的に言えば「遊園地などのマスコットキャラクターの着ぐるみの中身の人間が見えてしまう」感じでしょうか。確かに、どこか裏切られたような残念な気持ちになるのも分かります。リアルな生々しさは魅力でありながら、同時に欠点にもなり得るということなのです。

 

バーチャルYouTuber特有の「生々しさ」を、身近に感じられる程に高めるか、あくまでキャラクターとして振る舞う為に抑えめにするか…。色んなスタイルのVTuberがいますが、この要素を重要視しているユーザーも結構いるのではないかと思います。

【4】時代とのマッチング

バーチャルなリアリティの浸透

ところで皆さん、最近「VR(バーチャル・リアリティ)」ってワード、よく見ませんか? まぁ僕はよく見ますが…。

 

例えば、2016年。この年は「VR元年」とも呼ばれた年で、ソニーから「PlayStation VR」が発売され、「Oculus Rift」や「HTC Vive」など、一般的にVR機器が普及しだした年になります。

 

自分の趣味から抜粋すれば「仮面ライダーエグゼイド」でもVR世界が登場したり、VR世界を舞台とした映画「レディ・プレイヤー1」が公開されるなど、年々VRというワードが一般に広く浸透しつつあります。

 

この「VR」、広義的には仮想現実とも言われる言葉ですが、まぁ意味はggってもらうとして、今VR界隈には新たな風が吹き荒れています。仮想空間で他人とコミュニケーションできるサービス「VRChat」の登場です。

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こちらは、人気バーチャルYouTuber「ミライアカリ」さん(VTuber四天王の1人)による、VRChatの体験動画になります。何をしているのか、お分かりになられますか?

 

そう、VRChatとは、VR空間内で自分のアバターを操作して、色々な世界を歩いたり、他の人と交流することが出来るサービスなのです! 分かりやすくいえば「サマーウォーズのOZ」のVR版みたいなものです。

 

実際にVR機器をつけてプレイすることで(なくても遊べます)、本当に目の前にアバターがいるかのような感覚が味わえるかのようなこのサービス。海外を中心に人気を博していましたが、今や日本でも大流行中。特に、一部のバーチャルYouTuberが活動の拠点としていることも大きいです。

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こちらは、複数のVTuberがVRChat内でサバゲーをした際の動画です。※視点は投稿主のあっくん大魔王さん、人気VTuberの1人です。

 

このように、今や多くのVTuberがVRChat内に出没し、誰でも簡単に会いに行くことが出来たりします。身近なVTuberが、更に身近に。「会いに行けるアイドル」の時代の次に、「会いに行ける二次元キャラ」の時代が来ようとしているのです。

 

三種の神器

「そこに3つの インターネットサイトが あるじゃろう!」

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これらのポケモンサービスについては、皆さまも利用、あるいは認知はしているかと思います。まぁクリエイター支援サイトだけ、まだ浸透しきってないかも知れませんが。

 

例えばSNS。昨年の10月には、Twitter社が日本国内の月間アクティブユーザー数(=MAU)が4500万人を突破したと発表し、日本人の3人に1人は利用していることが判明しています。

mainichi.jp

 

また動画配信サイトについては、YouTubeニコニコ動画の一般的認知度もここ数年で飛躍的に上昇し、今では地上波の番組に人気YouTuberが出演するなど、一般人によるインターネット動画配信が普遍的に行われる世界となりました。

 

そう、SNSと動画配信サイトが浸透しきった現在だからこそ、バーチャルYouTuberは大きな流行になり得たのです。この2つのサイトは、これまで説明してきたVTuberの特徴からも分かるとおり、まさしく必須級。SNSでは交流と告知を行い、動画配信サイトでは動画のアップや生配信を行う…。かつて高度経済成長期に各家庭が追い求めた3Cの如く、彼らにとっては活動の必需品です。

 

加えて、色々な箇所でまとめているバーチャルYouTuberの歴史をご覧になれれば分かることではありますが、このVTuberブームの火付け役となったのもTwitterと言えます

 

簡単にまとめると、2017年の11月頃、Twitterのオタクユーザーの中でバーチャルYouTuberが徐々に認知されだしました。そして12月頃の輝夜月ちゃんや「バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん」ことねこますさんの登場が、ブームの口火を切ったと自分は考えています。当時、にゃるら氏の記事を見て、ねこます氏のチャンネル登録(まだ500人前後でした)をしたのを今でも覚えています。

www.youtube.com

 

今やVTuberの最古参の1人でもあるキズナアイさんが活動を始めたのが2016年の12月、そう考えるとVTuberのブームは実は遅咲きであったとも言えます。 長き雌伏の時を耐え、世界にVTuberを広げたキズナアイをはじめとする先人の功績は計り知れません。本当にすごいと思いますし、感謝が尽きません。おやぶんすき。ドルオダでも★5おやぶん引けてよかったよ…。

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かくしてSNSと動画サイトによりVTuberは流行を迎えました、やったね。
ん? 何か忘れてない?

 

 

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陰に隠れたその姿、クリエイター支援サイト。こいつは一体…。

 

昨今、一部のクリエイターで流行の兆しを見せているサービス。それが「クリエイター支援サイト」です。これは、サイトに登録したクリエイターに対し、ユーザーが直接金銭的支援を行うことが出来るサービスです。ユーザーは毎月一定額をクリエイターに支援し、クリエイターは支援者限定の特典を提供する…。まぁ分かりやすく言うならばパトロンですね。

 

日本ではPixiv FANBOX、Enty、fantiaなどが有名でしょうか。実際、人気バーチャルYouTuberグループのにじさんじも先日Pixiv FANBOXを開設しました。秒で登録しました。

www.pixiv.net

 

このように「ユーザーが支援を行い、クリエイター(VTuber)がそれに応える」という形式のコミュニケーションは、グループ型のVTuberのみならず、個人が運営するVTuberにおいても重要なことだったりします。何故かというと、実はVTuberって結構お金がかかるんです(個人差があります)

 

投資還元☆最新技術

場合にもよりますが、バーチャルYouTuberを始めるのにかかる金額は、0から始めるとなると10万円を超えることも多いと聞きます。そしてその中心が機材費です。動画作成や配信に耐えうる性能のPC、マイク、VRChatを遊ぶ方はVR機器も必要になります。

www.vive.com

 

また、VTuberとしての外見をイラストレーターやモデラーに依頼すればその費用もかかりますし、夜間の配信を視野に入れるなら防音室も欲しくなるでしょう。その他にも、バイノーラルマイクでしたり、実況するゲームでしたり、お金はいくらでもかけられるのです。

 

これらを個人の力で揃えるのは大変です。しかも、これだけの金額をかけたとしても、必ずしもかかった金額が取り戻せるとは限りません。結構リスキーとも言えます。

 

しかしここで登場するワードがあります。そう、投げ銭です。

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Youtube、Showroomなどの一部の動画配信サイトでは、生配信者の活動をサポートする機能として、生配信中にユーザーが直接金銭的支援を行うことが出来るのです。Youtubeでは「スーパーチャット」と呼ばれる機能です。

 

機能の利用に条件を必要とするサイトもありますが、この投げ銭機能によって、VTuberは直接ユーザーから支援を受けることが出来ます。一部のVTuberクラウドファンディングによって高額な機材を購入し、配信内容をアップデートするなど、ユーザーとクリエイターで投資と還元がぐるぐる回っていくのです。

 

このように、VTuberにとって追い風となるような状況が今整いつつあります。しかし、初期投資を会社が賄える事務所所属型VTuberはもとより、個人のVTuberにとってはまだまだ「VTuber活動を始めやすい」とは言えないのが実情です。

 

ですが最近は、いくつもの大手企業が次々とバーチャルYouTuber業界に参入する動きを見せています。今、VTuberビジネスへの注目が高まりつつあるのです。

 

先日には、グリー株式会社が新会社を設立するなど、今やVTuberはただの流行ではなく、1つの新しい大型ビジネスとしても動き出そうとしています。

 

時代が生み出し、時代が流行らせたバーチャルYouTuberが、今や新しい時代を作ろうとしています。私個人、めちゃくちゃにワクワクしていますし、出来ることならどこかしらで関わりたいとも考えてます。

 

【5】豊富な個性

ヤバイ個性の採掘場

ここまで長々と説明してきましたが、最後にVTuberの個性について触れたいと思います。

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もはやサムネイルの時点で個性的なのは分かると思います。再生ボタンを押すともっと分かるぞ ( ◠‿◠ )

 

2018年5月時点で、バーチャルYouTuberは2000人を突破したと聞きます。正しくカウントしているソースも無いのですが、日に日に新人がデビューしていく以上、これからもどんどん増え続けるでしょう。

 

そうなれば、懸念されるのが「個性」の被り…。所謂、キャラ被りです。「は?」と思われるかもですが、ではここで謎知識を。実は、魔王系のバーチャルYouTuberは、自分が把握しているだけでも5人以上います(もっといるかも知れないです)

 

※代表として、最果ての魔王ディープブリザード様をご紹介させていただきます。他の魔王の方、お許しください!

www.youtube.com

 

とまぁこのように、キャラ被りというより要素被りが多々起きているのが実情です。飽和しつつあるVTuber業界で輝くには、一際目立つ個性が求められるのです。実際、人気の高いバーチャルYouTuberの方は他にはない個性を持つ方がほとんどです。

 

かくして、バーチャルYouTuberとして、これまで見たことの無いような個性を持つ人がたくさん現れることになりました。しかし何故、こんなヤバイ個性を持った人たちが急に現れだしたのでしょうか。

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おそらくですが、VTuberが「顔を出す必要がない」「機材さえそろえれば誰でも始められる」「二次元コンテンツ」であるが故に、このようなやべーやつら強い個性を持つ方が輝きやすかったのだと思います。勿論、人間誰しも輝きは秘めているものなので、一概にVTuberだから輝けたというわけではありませんが(突然の光属性発言)

 

ですが、他にはない個性を持っていなければならないわけではありません。この世に2人と同じ人間がいないのと一緒で、この世に2人として同じVTuberは存在しません。誰かが誰かの上位互換だなんてことは絶対にありえません。

 

自分がここで最も伝えたいことは、探せば必ず、自分の好みにあったバーチャルYouTuberが見つかる、ということです。2000人以上もいるヤバイ個性を秘めた彼らの中に、絶対あなたが気に入るVTuberがいるはずです。幸いにしてVTuberの動画を見るのに、基本お金はいりません。さあ探しましょう、あなたの推しを!!!

まとめ

ここまでご覧いただき、本当にお疲れ様でした。真面目な記事で疲れたでしょう、とりあえず僕の推しの動画でも見て落ち着いてください。

 

鼓膜がなくなった? そうか ( ◠‿◠ )
では視覚に集中できるようになったところで、これまでのまとめです。

  • バーチャルYouTuberVTuber)とは「動画の配信を行うキャラクター」である。
  • VTuberは二次元コンテンツであり、コンテンツ自身がユーザーと即時性の双方向コミュニケーションが行える。
  • VTuberは、他の二次元コンテンツと比べてると比較的短時間で更新される。
  • 生々しさこそが、VTuberと他の二次元コンテンツのキャラクターとの大きな違い。
  • VTuberは、SNSと動画配信サイトが浸透しきった現在だからこそ大きな流行になった。
  • 現在、各大手企業がVTuberビジネスへ参入しつつある。
  • 探せば必ず、自分の好みにあったバーチャルYouTuberが見つかる。
  • かえみとは正義。

以上が、バーチャルYouTuberのすごいところであり、特徴となります。これだけ知ってれば、だいたいのVTuberのオタクとは話が合わせられるかと思います。

最後に

記事をご覧いただき、本当にありがとうございました。
元々、筆者の自分自身がVTuberにドハマリしていて、ハマりすぎてVTuber業界に何かしらの形で関わりたいなと考えていたのが始まりでした。

 

まずは、自分がVTuberをどう理解しているのかを説明したいと思い、簡単にまとめてみようと決意してこの記事を作成しました。勿論、この記事で語れなかったことはいくつもありますし、自分の考察は別の場所で述べたいと思っています。

 

ですが、この記事を作ろうと決めた時点で、自分なりに何か業界に貢献できるような内容にもしたいと思い、このような初心者向け?解説記事となりました。自分では真面目に、かつ飽きないように書き上げたつもりです。

 

記事の途中でも触れましたが、バーチャルYouTuberを取り巻く世界は日々変わりつつありますし、その未来がどんどん広がっていくことに、僕自身期待と興奮が隠せません。本業としてゲームを作る一方で、このバーチャルYoutuberというコンテンツへの憧れは大きくなる一方です。ていうかVTuberにまつわる仕事がしたいです、お待ちしてます。

 

とにかく、ご覧いただきありがとうございました。もしよろしければ、チャンネル登録をするような感覚で、記事についてご意見やご感想をいただけますと幸いです。ツイートしてくださると嬉しくてしねます。

 

では…

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